突然LINEをブロックされた経験はありませんか?
私はLINEをブロックされて、理由が分からず悩んだ事が何度もありました。
そんなLINEをブロックした経験がある男女10人に、LINEをブロックした理由について話を聞いてみました。
結論、ブロックした側にはきちんと理由がある事がほとんどですが、ブロックされた側が一方的に悪いわけでもありません。
この記事は恋活・婚活パーティー アルのスタッフが、経験とインタビューをもとに書いています。
- 元結婚相談所のカウンセラー
- マッチングアプリで300人以上とデート経験あり
- 婚活パーティーに100回以上参戦
この記事を読めば、どうして自分がブロックされたのか、ブロックされないためにどうすればよかったのかが分かります。
今週末のデートに活かしたり、話のネタに、ぜひ最後までご覧ください。
男女10人が本音で語るLINEブロックをした理由
今回、婚活パーティーやマッチングアプリで婚活に励む男女10人に話を聞いてみました。
首都圏に住む26歳~35歳の社会人で仕事や趣味も様々ですが、みんなLINEをブロックした経験・された経験を持っていて、思うところも沢山…(笑)
そんな経験から出た沢山の話を整理して、LINEをブロックした理由と対策を5つにまとめました。
LINEをブロックした5つの理由
- フィーリングが合わなかった
- 他に気になる人がいた
- 仕事や趣味の方が優先度が高かった
- LINEのやりとりが面倒だと思った
- 致命的に受け入れられない出来事があった
LINEをブロックした理由を、相手への拒否感の順番でまとめました。
後半に行くほど、ブロックされた側の問題が大きく、ブロックした側の拒否感も強くなります。
今困っている場合は、ぜひLINEを見返しながら振り返ってみてください。
フィーリングが合わなかった
- うまく言葉にできないけど、なんか違うって思ったんだよね
- 言葉の使い方とかそういう些細な事がなんか苦手だった
- 複数人とやりとりしてたからちょっとした事ですぐブロックしちゃう
- 今見返すと、なんでこんな事でブロックしたんだろう?って思う
とにかく明確な理由はないけどボンヤリとした抵抗感があったという意見。
当時のLINEを一緒に見返すと、私も本人も「なんでこんな事で…?」と思うものばかり。
その裏には、複数人とやりとりしていてLINEを返すのが負担になってきたので、その負担を減らすために減点方式で相手を見てしまう、という心理がありました。
返信をストレスに感じている時に、運悪くちょっと考えないといけない質問をされたり、言葉遣いが気に障ったりして、勢いでブロックしてしまったようです。
ブロックされた側には改善の余地はあるものの、ブロックした側の都合が大きいと言えるので、ブロックされたからといって気に病む必要はなさそうです。
他に気になる人がいた
- 他に気になる人がいたから保険でキープしてた
- 元カレ・元カノを引きずってたんだけど、結局忘れられなかった
- 最初は良かったんだけど、途中でもっと良い人と出会えたから…
ライバルとなる誰かがいて、その人に勝てなかったというケース。
「ライバルより魅力がないのが悪かったんだ」「競争に負けたんだ」という意見もありますが、自分より前に出会っていて親密度が高い人や元恋人に勝つのはかなり大変です。
ブロックされた側からすれば「最初から言ってくれよ…」と思いますが、同時並行するのは暗黙の了解ですし、元恋人の事を引きずっている事なんてそうそう言えませんよね。
気持ちの問題ではどちらも悪いと言えないケースですが、とはいえ無言ブロックする必要はあったのでしょうか。
私は過去、新しいバイトを始めたらそこに以前出会い系であった女性がいたという経験がありました(笑)
どこで誰と繋がるか分からない世の中。他に良い人が見つかったとか、曖昧な言葉でも良いので一言告げるのが相手のためにも自分のためにも最良の方法だと感じます。
仕事や趣味の方が優先度が高かった
- 仕事が忙しくて返信する気になれなかった
- 土日は趣味や友達との予定が詰まってたんだよね
- よく知らない人との予定より趣味を優先しちゃう
- 結局、その時点ではまだ相手に魅力を感じてないって事じゃない?
仕事や趣味に時間を取られて、LINEが来ているのは分かっていても既読スルー・未読スルーしている状態。
その理由を紐解いていくと、仕事や趣味より優先したいくらいまだ相手に興味を持てていなかったという共通点が見えてきます。
ただ、デート1~2回目でそこまで魅力を感じてもらうのは中々ハードルが高く、そこでブロックされたらタイミングが悪かったという意見がほとんど。
一方で3回以上デートをしても魅力を感じてもらえないのであれば、それはブロックされた側に改善の余地があると言えます。
デート=自分に魅力を感じてもらえるチャンスを得られたと考えて、しっかり準備していきましょう。
LINEのやりとりが面倒だと思った
- 絵文字が多すぎて気持ち悪っ…
- LINEの頻度が多すぎて疲れる
- 返信しないと催促LINEがすごいんだよね
- しつこくデートに誘ってくる
LINE上でのコミュニケーションの問題で、前に説明した「フィーリングが合わなかった」と似ていますが、こちらはブロックした側が大きな嫌悪感を持っているケース。
相手の状況や距離感を考えずにコミュニケーションしている場合がほとんどで、気持ちが一方通行になっています。
相手を好きになる事は素敵な事なのですが、二人の気持ちに差がありすぎる事が問題。
特に出会って早い段階に起こりがちで、片方が早々に相手を気に入ってアプローチしているけど、相手はまだそんなに乗り気じゃない(嫌いなわけではないが、好きにもなっていない)という状況が多いです。
好きになるのが早い事は悪い事ではありませんが、相手をよく知る事、自分の気持ちを抑えて相手と歩調を合わせる事が成功のカギと言えます。
致命的に受け入れられない出来事があった
- モラハラがすごくて笑顔で年収差別の発言してきたよ
- 年収300万円の人に「専業主婦になってくれる人が良い」って言われた
- デート中に「ギャンブルでできた借金がある」って言われて…
- 身長も年収もプロフィールと全然違った!
- 店員さんにタメ口で話した瞬間にブロックを決意した
自分の価値観において絶対に受け入れられない事がわかったケースです。
結婚後の仕事については人それぞれですが、モラハラ・DV・金銭感覚・プロフィール詐欺・店員さんへの対応などは、よくある即NGポイント。
そして大切なのは、これらにNGを感じた事を本人は伝えないという事です。
ヤバいやつ認定されているので、その事を指摘しようものなら自分に何がふりかかるか分からないし、口論になったりしたら面倒なので触れません。
LINEのやりとりで分かった場合はそっとブロックされ、デート中の会話でそれが判明した場合には、何事もなかったように食事を済ませて帰りの電車でブロックされます。
1つでも見に覚えがある人は、これまで振られたりブロックされた原因の6~9割はそれが原因だと思って、すぐに改善に取り組む事を強くオススメします。
LINEをブロックされた後の対処法
LINEをブロックされたら、その人とはもうコミュニケーションをとらない事が一番です。
その相手と関係が戻ることは99%ないからです。
LINEをブロックされても、グループを作ったり別のSNSで連絡を取るという方法もありますが、そんな事をしたら相手の感情は軽い嫌悪感から恐怖に変わります。
「フィーリングが合わなかった」の項目で解説したとおり、軽い気持ちでブロックした場合もありますが、それでもブロックされた相手から無理やり連絡を取られたら、状況は更に悪化します。
ブロックされた場合にやるべきことは反省です。過去のLINEを見て、何が悪かったのかを考えた方が遥かにあなたの未来のためになります。
この時、友達などの第三者に見てもらうと非常に効果的。
恋愛慣れしている人に相談して、一緒に問題だった点を探し出して改善していきましょう。
LINEをブロックされないために
LINEをブロックされないためには、どうすれば良かったのでしょうか。
その点も突っ込んで聞いてみました。
フィーリングが合わなかった
- タイミングの問題だからなんとも言えない
- 最初から考えないと返信できない質問をされると萎える
- 初デートでLINEの頻度を聞かれた時は嬉しかった
このケースはタイミング次第で小さな種がブロックに繋がるので、大きな対策はとりづらいです。
しかし、最初はクローズドクエスチョン(2択で回答できる質問)で質問したり、事前にLINEに対するスタンスを聞いておく事でブロックに繋がる可能性を減らす事はできます。
とはいえ、1~2回目のデートで直接的な聞き方をされても、相手は本心を話にくいもの。
「LINEって毎日がいい?数日空いた方がいい?」といった聞き方はせず、LINEの話題から入って、友達とのLINEの頻度→恋人との頻度に話題を移すなどすると、話しやすくなります。
相手に配慮したコミュニケーションで、相手の事を知っていけばブロックの種を回避する事ができます。
他に気になる人がいた
- キープだから本命と上手くいかないのを待つくらいかな…
- 相手には申し訳ないけど元カノとの気持ちを切れるくらいの人って中々いないと思う
- 元カレとの話をずっと聞いてもらえた時は嬉しかったよ
このケースも、始まった時点で既にかなり先を走っているライバルを追いかけるようなもので対策が難しいです。
複数人とやりとりしている場合はライバル多数ですし、ライバルの事を聞いても「すごく良い人がいるんだよね」なんて言うはずもなく、現状を知るのはなかなかのハードル。
ただ、ライバルがいるのは当然の事。そこを気にして行動するより自分らしく振る舞った方が魅力は伝わります。
また、元恋人との話を気長に聞き続ける事で「この人だったら何でも話せる」と思ってもらえるケースも意外とあります。
今回お話を聞いた10人の中にも2人いて、それぞれ「交際に発展した」「友達で終わった」という結果がありましたが、何もせずにブロックされるよりか遥かにマシ。
ただし、過去の恋愛を聞かれて嫌な人もいるので、相手の反応を見ながら少しずつ話を進める事が大切ですね。
自分らしく振る舞いながら、相手が恋愛に対してどういうスタンスなのか会話で少しずつ引き出しましょう。
仕事や趣味の方が優先度が高かった
- 趣味に使う時間が多いのは自覚してるけどそれを減らすのは難しい
- 相手も同じくらい一人の時間を楽しんでると気持ちが楽だったよ
- 空いてる日を聞かれて1ヶ月先って言っても連絡をもらえると嬉しい
- 仕事で失敗して落ち込んだ時に話を聞いてもらえたのは嬉しかった
このケースには2つのタイプがいて、それぞれのタイプに合わせた対応が効果を発揮しそうですね。
2つのタイプとは、疲弊していて余裕がないネガティブタイプと、恋愛意外で十分に充実しているポジティブタイプです。
ネガティブタイプは相手に連絡する余裕はないものの、自分が疲れている時にかまってもらえると嬉しい様子。
つまり、関係を切らさないように短いLINEを毎日~2日に1回程度送りながら、返信が来た時にはマメに返してあげるのが効果的です。
この時、短いLINEで「返事はいつでもいいから」「いつでも待ってるから」と重い発言にならないよう注意しましょう。
「おはよう、仕事いってきます」とか、画像つきで「帰り道に猫いた」くらいがちょうどいいです。
一方ポジティブタイプは、恋愛の優先度が低い事が原因と自覚しつつ軽いコンプレックスを抱いています。
週末の予定空いているのは1ヶ月以上先になり、デートに誘ってくれた人にそれを伝えると脈なしと思われ連絡が途切れる経験を何度かしています。
充実している状態を崩すのは困難なので、そこにうまく入り込むのが得策。
1ヶ月先と言われても予定を確保してもらい、お店を一緒に探すなどしてLINEを続けると良いでしょう。
また、相手を待たせているというストレスを勝手に抱いている人もいる様子。
週末にはこちらも自分なりの時間を楽しんでいる事を伝えて、心理的負担を和らげてあげるのが効果的です。
ネガティブ・ポジティブいずれも待つ時間が長くなるので、やきもきしないようこちらも同時並行するなどしてストレスを抱えない事が大切です。
LINEのやりとりが面倒だと思った
- LINEを送る前に相手がどう思うか考えてほしい
- 年齢差が大きくなるとLINEのテンポのズレが気になる
- LINEを翌日見直してから送ると良いんじゃない?
コミュニケーションについて改善の余地が大きいこのケース。
なによりまずは、LINEの文章を入力する際に自分の目的ややりたい事だけでなく、相手の事を考える事が大切です。
相手がどういう状況か、このLINEを読んでどう思うか、どうしたら負担が少ないか。最初はわかりませんが、考え続ける事で少しずつ理解できてきます。
特に、相手に好意を抱いている時は要注意。視野が狭くなり一方的なアプローチをしてしまいがちです。
相手も自分に好意があると思うのなら、それはどこで感じたのかを整理して友達や異性に確認してみましょう。
相手が自分に好意がまだないと思うのなら、好意がない相手から自分が送ろうとしているLINEが届いた時にどう思うか、という視点で見直してみると良いです。
そのためにも、急がないLINEであれば翌朝改めて見直してみるのが効果的です。
コミュニケーション力はすぐには身につきませんが、相手の事を考えてLINEをするだけで少しずつ確実に見についていきます。
致命的に受け入れられない出来事があった
- 自覚ない人が結構多くないですか?
- プロフィール詐欺は問題を先延ばししてるだけで意味がない
- 癖みたいなものだから中々変わらないと思う
- 変わりたいと思い続けていれば必ず変わるよ
根が深く最も変えづらいのがこのケース。
結婚後の仕事や金銭感覚については価値観なので合う人を探せば良いですが、モラハラ、DV、プロフィール詐欺などは明らかに本人の問題です。
まずは他人や環境のせいにせず、自分に問題がある事を認識する事。
初回デートの後にブロックされる事が多く、原因が自分では分からないという人はまず疑ってみる事をオススメします。
また、プロフィール詐欺はマッチング数は稼げるものの、それがバレた時に一気に信用がなくなるので非効率です。
私も年収・学歴を盛った事がありますが、会話の中で触れられ、上手くしのいだつもりが翌日にはブロックされていました。
デートに使った時間とお金が無駄になりますし、たとえ嘘のまま付き合えたとしてもその先はありません。
自分に合わせてくれる人を見つけ、自分もまた相手に合わせられる柔軟性と許容を身につける事が大切です。
まとめ
LINEをブロックされる理由と対策について、男女10人の本音をもとに解説しました。
ブロックされる理由は「フィーリング」「ライバルがいた」「仕事や趣味の優先度が高かった」「コミュ力不足」「致命的なNG要素」の5つがありました。
大切なのは、ブロックされたからといって全てが自分の責任ではないという事。
状況によっては悩みすぎる必要はありません。
とはいえ、モラハラなどについて自覚がないのは致命的。
自分のLINEを友だちに見せたりしながら、何がいけなかったのか反省すべきところは反省して、次に活かしましょう。
そのために、この記事が参考になれば幸いです。
あなたが素敵な相手を見つけられる人になる事を願っています。