このブログを書き始めて「婚活ですぐに使えるテクニックが知りたい」「どういうところを工夫したらマッチングしますか?」といった声が沢山寄せられました。
ただ、いわゆる婚活テクニックは場面や人によって使える条件が変わってきます。
今回は、そんな婚活テクニックを、それぞれ本当に活かせる条件も交えて解説していきます。
この記事は、マッチングアプリで300人とデートし、結婚相談所カウンセラーを務め、10年の婚活を経て結婚した私が、数々の失敗体験をもとに書いています。
この記事を読めば、婚活テクニックに加え、それらがどういう条件で活かせるのかを知る事ができます。
明日からの婚活パーティーでの振る舞い方が変わってくるので、ぜひ最後までお読みください。
婚活パーティー13のテクニック+本当に活かせる条件
- 飲食付きパーティーから始める
- 1対1パーティーから始める
- 10人前後のパーティーが狙い目
- パーティー日時は自分の休日に合った日を選ぶ
- 前日に準備を済ませておく
- ファッションに自信がなければ平日夜にスーツ姿で(男性)
- トークタイムの回数を事前に把握する
- プロフィールカードを全て埋める
- 荷物はコンパクトにまとめる
- 話す時に相手の目を見る
- 会話中に相手の名前を呼ぶ
- 最後にデートのお誘いをする
- マッチング当日のデートは1時間で
婚活パーティーで効果があると言われる13のテクニック。
それぞれの詳細に加え、テクニックが本当に使える場面と理由を解説します。
1. 飲食付きパーティーから始める
# 婚活パーティー初心者 # 異性との会話に不慣れ # お酒が飲める
飲食付きパーティーのメリットは、会話が続きやすい事です。
複数人で話せますし、食事やお酒を伴うので自然と会話が盛り上がります。
しかも、連絡先交換が自由なので誰かと連絡先を交換できて、デートのお誘いをするなど次のステップに進みやすい事もメリット。
婚活にまだ慣れていない人や、異性との会話に自信がない人は飲食付きパーティーから始めるのがオススメです。
一方で、狙った1人に集中的にアピールするのは難しい環境。
異性と一定の会話ができて、特定の人をガツガツ攻める人にはオススメしません。
2. 1対1パーティーから始める
# 異性との会話に慣れている人 # 少人数の方が話しやすい人 # 異性と全く会話ができない人
1対1パーティーのメリットは、全員と必ず会話ができて、他の人に邪魔されない事です。
そのため、気に入った相手がいれば集中的にアピールでき、深い話をして印象づける事もしやすいです。
ただし1対1パーティーでは5~10分の間、2人だけで会話を続ける必要があります。
また、マッチングしなければ誰とも連絡先が交換できないため参加費が無駄になる点は注意が必要です。
異性と全く会話ができない人が会話の練習として参加する場合も、実は1対1がオススメです。飲食付きパーティーでは会話に取り残されて誰とも会話できないケースもありますが、1対1では必ず時間が設けられるからです。
3. 10人前後のパーティーが狙い目
# 1対1パーティー # 飲食付きパーティー # 草食系の人
1対1、飲食付きのパーティーは10人前後の規模が狙い目です。
10人=男女5:5くらいが、参加者の記憶が残りやすく狭いコミュニティでの良い身内感があり、選択肢もあるからです。
一方、人数が少ないと選択肢がないですし、14人を超えると大人数という印象が強くなり始め、1人にかける時間も減るので記憶に残らない人も出てきます。
6人以下 | 8~12人 | 14人以上 |
・1人と話せる時間が長い ・繋がりが深くなる ・選択肢が少ない | ・1人と話せる時間が程よく取れる ・一定の繋がりが作れる ・選択肢がある | ・1人と話せる時間が短い ・記憶に残らない人がいる ・選択肢が豊富にある |
自分から異性にグイグイいける人はどこに行っても大丈夫ですが、草食系の人であれば10人前後のパーティーを狙うと効果的です。
4. パーティーは無理に調整しなくて良い日時を選ぶ
# 1対1パーティー # 飲食付きパーティー
婚活パーティーは基本的に自分の休日に参加するのが効果的です。
例えば平日休みの人が予定を調整して土日に参加した場合、参加者は土日休みの人がほとんどになります。
マッチングしたとしてもその後の日程調整がうまくいかず、デートや交際がうまくいかないケースが多いのでオススメできません。
パーティーのためにスケジュールを調整するのではなく、無理なく参加できる日時でお相手を探す事で、その後もスケジュールを合わせられる人を見つけやすくなります。
5. 話題の準備をしておく
# この記事を見ている方みなさん
婚活パーティーで話す話題は、前日までに必ず準備・見直ししておきましょう。
婚活がうまくいかず情報を求めている人の多くは、トークタイムでの会話が原因。
会話が苦手という自覚がある人はもちろん、会話が得意と思っている人でも実は一方的に喋っているだけで相手の話を聞いていなかった、という事も多々あります。
まずは話題を「相手と一緒に話したい事」「相手から聞きたい事」「自分が話したい事」に整理してみるのがオススメ。
そうすると、聞きすぎ、話しすぎに自分で気づきやすくなります。
パーティー中の話題について書いた記事もあるので、参考にしてみてください。
6. ファッションは平日夜にスーツ姿で
# 男性 # ファッションに非常に自信がない人 # 普段スーツを着ている人
ファッションに自信がない男性はスーツに頼るのも1つの方法です。
スーツは3割増しと言われますが本当にその通りで、パリッと締まって見えるので今でも女性人気の高い服装です。
注意したいのは、普段スーツを着ていない人はどうしても違和感が出るのでオススメしない事。
そして、どうしても普段着ファッションに自信がない人以外はやらない方が良い事です。
スーツで第一印象をキメても、後から普段着を見せて印象が下がってしまったら意味がありません。
「どうしてもファッションが理由でマッチングできない」という場合以外は、3割増しの武器はここぞという時(告白など)にとっておくのが戦略の1つです。
7. トークタイムの回数を事前に把握する
#1対1パーティー
1対1のパーティーでは、参加人数が少ない場合は時間に余裕があるので、トークタイムが2周設けられる場合があります。
ありがちなのが、1周目に全力でアピールしたかと思いきや、実は2周目があって話題が尽きてしまい微妙な雰囲気で終わるというケースです。
そうならないよう受付の際に、その日の参加人数や1回のトークタイムの時間、1周で終わるかどうかを確認しておくと良いです。
一番最後に最高の状態で終われるように意識してみましょう。
8. プロフィールカードを全て埋める
# 1対1パーティー # 男性
プロフィールカードがあるパーティー(1対1ではほとんどアリ)では、記入欄は全て埋めましょう。
内容がしっかり書いてあると相手も話題を出しやすいですし、なにより誠実さが伝わります。
自己PRやひとこと欄は「よろしくお願いします」だけでなく、最近ハマっている事などを書いておくと好感を持たれますね。
もちろん、趣味の充実ぶりをアピールしすぎて敬遠されるケースもあるので、相手を見て話し方の調整は必要です。。
また、女性が男性より年収が高い場合、男性が勝手に引け目を感じてマッチングに至らないケースもしばしば。
関係が発展したタイミングで伝えた方が影響が少ないので、最初はあえて書かない方がオススメです。
9. 荷物はコンパクトにまとめる
# 男性
男性は荷物をコンパクトにまとめて席に着く事をオススメします。
特に1対1パーティーの場合に男性側は席替えが頻繁に発生しますが、移動の度に荷物をまとめるのにモタモタしているとせっかくの好印象が台無しになるからです。
特に冬場はバッグ、コート、マフラー、プロフィールカード、ペン、飲み物…と以外と持ち物が多くなりがち。
マフラーとコートはまとめる、ペンは上着のポケットにしまうなどして、サッと移動できる方法を考えておくと良いです。
10. 話す時に相手の目を見る
# 異性との会話に慣れてきた人
婚活で異性との会話がスムーズにできるようになってきたら、次のステップとして相手の目を見て話す事を意識してみてください。
- 話をきちんと聞いてくれている
- コミュニケーションできている
- 少しドキッとする
といった印象を与えられます。
ただし、会話に自信がない場合は無理に行う必要はありません。
話題探しや受け答えだけで頭がいっぱいになっている状態で目線まで意識しようとすると、不自然に相手を凝視し続けてしまってうまくいかないケースがほとんど。
1つずつ身に付ける練習をする事がスキルアップの早道なので、順番に目標を立てていきましょう。
11. 会話中に相手の名前を呼ぶ
# 異性との会話に慣れてきた人
会話中は意識して相手の名前を呼ぶのがオススメ。
沢山の人がさんかするパーティーの中、周囲と自分を比較して「自分より素敵な人が沢山いる…」と埋もれた感覚になる人も多いもの。
そんな中、会話の中で名前を呼んであげると、自分の事をきちんと認識してくれていると感じて印象が上がります。
なにより、相手を口にする事で自分でも相手の名前を覚えやすくなるので一石二鳥。
相手の目を見るのと同様に、会話に慣れてきたらぜひ取り入れてみてください。
12. 最後にデートのお誘いをする
# トークタイムが好感触
トークタイムで話が盛り上がったら、最後にデートのお誘いをするのがオススメ。
相手に対するひと押しになりますし、好感を持っている事を明確に示す効果もあるからです。
コツは、行き先をきちんと伝える事と、興味を持つ一言を加えてあげる事です。
NGパターン
「良かったら今度、一緒に食事に行きましょう」
パフェが好きという話が出た場合
「今度良かったら一緒にパフェ食べに行きましょう。めちゃくちゃ写真を撮りたくなるようなパフェ屋さんがあるんですよ」
公園が好きという話が出た場合
「良かったら今度、一緒に公園に行きましょう。◯◯公園のコスモスが今すごくキレイらしいですよ」
ただし、誰でも誘えば良いというわけではありません。
会話が盛り上がらなかったのにお誘いしても相手は困るだけですし、特に女性同士はパーティー帰りに友達になるケースもあるので「あの人は誰でも誘ってる」と言われかねません。
好感触の相手に絞って、マッチングのためのひと押しとしてお誘いしてみましょう。
13. マッチング当日のデートは1時間で
# 1対1パーティー #お酒好き以外の人
1対1形式のパーティーでマッチングした後のデートは1時間を目安に切り上げるのがオススメ。
少し話足りないくらいで終わった方が、また会いたいという気持ちになって次のデートに繋がりやすくなります。
誘う際には「良かったら1時間だけお話しませんか?」といった風に、誘われる際には「1時間くらいで良ければぜひ」といった感じで対応すると自然です。
一方、その他の形式の婚活パーティーでは複数人で二次会に行くケースが多いので、この限りではありません。
また、二人ともお酒好きであれば、じっくり飲んで話した方が仲が深まりやすいので潰れない程度に楽しむのが良いです。
基本的に当日デートは短時間で切り上げて、次のデートに期待を持たせるようにしましょう。
婚活パーティーはポイントを押さえれば確実に成功率がUPする
婚活パーティーのテクニックと、それらのテクニックが活かせる条件を解説しました。
沢山のテクニックがあるものの、それらはいつでも誰でも使えるものではありません。
パーティーの形式(1対1、飲食付き、その他)や性別、性格や婚活スタイル、相手の好みなど、様々な条件で変化します。
今の自分に合わせて、どのテクニックが活きるのかを判断しながら使ってみてください。
あなたの婚活が少しでも良い方向に向かう事を願っています。