初めて行く婚活パーティーって不安ですよね。初めてでなくても、ブランクがある人、新しいスタイルのパーティーに行く時には勝手がわからないものです。
ただ、婚活パーティーには大きく分けて4つのパターンがあるので、それだけ把握しておけば不安にならなくて大丈夫です。
この記事は婚活パーティーを運営するアルが、スタッフの経験を参考に運営者の立場からまとめています。
- 婚活パーティー経験100回以上!各社パーティーを知る男性スタッフ
- 婚活歴10年!様々な婚活方法の特徴を把握した男性スタッフ
この記事を読めば、婚活パーティーの流れとそれぞれのメリット・デメリットが分かります。
あなたにどんなパーティーが合っているのか判断できるようになりますよ!
婚活パーティーの4つのスタイル
- 1対1スタイル
- パーティースタイル
- 飲食付きスタイル
- おでかけスタイル
婚活パーティーには大きく分けて4つのスタイルがあります。
後に紹介するもののほど、費用が高額になる分、話しやすかったり得られるものが多かったりとメリットが増えます。
解説をふまえて自分にあったパーティーを選んでみてください。
1. 1対1スタイル
婚活パーティーで一番多いスタイルです。1対1で5~10分の会話を相手を変えながら繰り返すスタイルで、男性がくるくる席を回っていくので回転寿司とも呼ばれます。
一般的な流れ
会場に着いたら、受付で身分証明証を提示して年齢確認をしてもらいます。Webで代金を決済していない場合はここで支払いましょう。パーティーによっては受付の前に名前などを紙に記載して受付するものもあります。受付が終わると自分に番号が割り当てられます(名前を開示しなくて良いように)。
- 荷物やコートを預けられるパーティーは少ないので荷物は最小限に
- 紙で受付する場合ボールペンを忘れると現地購入となる場合があるので必ず持参
受付が終わったら指定された男女1対1の席に座ります。個室・半個室の場合もあれば、パーテーションで仕切られたブースの場合もあります。飲み物はお水しか出ないところがほとんどです。
- 同じ席に既に相手が到着している場合は話し始めても大丈夫
- 飲み物はセルフサービスのパーティーあり
- 相手が到着していれば相手の飲み物も持ってきてあげると好印象
ニックネームや仕事、趣味などのほか、身長、年収など決められた項目を埋めていきます。到着が遅れると記入する時間がとれないので、会場には15分前を目安に行くと安心できます。
- 事前に簡単な自己紹介文を考えておくと慌てなくて済む
- 基本的にすべての項目を埋める(空欄が目立つと会話がしにくい)
- 年収、身長、学歴など盛らない(後でトラブルになる)
相手とプロフィールカードを交換し、それを見ながら5~10分程度話します。仕事や趣味について聞いていく事になるので、共通点を探して掘り下げ、印象に残るようにすると良いです。会話が終わったら男性が席を移動する形でどんどん相手を変えて会話を繰り返します。
- メモ用紙をもらえる事が多いので話したポイントをメモしておく投票の時に思い出しやすい
- 男性は荷物が多いと移動にモタつくので軽装をオススメ
- ここで連絡先を渡せるシステムのパーティーもある
全員と会話が終わると、気に入った人に投票を行います。紙やスマホで行われ、投票された側は誰から投票されたかが分かります。これは中間投票なので最終的なマッチングには関係ありません。自分に投票してくれた人の中で気に入った相手と、この後の時間で会話を深めましょう。
- パーティーによって人気投票を行わないものもあり(すぐに最終投票)
- ここでトークタイムの時にとったメモが役に立つ
- ここで連絡先を渡せるシステムのパーティーもある
人気投票をふまえて再度トークタイムが設けられます。これは1対1を再度繰り返す場合もあれば、自由に誰とでも話せるフリー形式の場合もあります。また、トークタイム1回のパーティーでも、参加者が少ない場合のみ2回目が開催されるといったケースもあります。
- フリー形式の場合は人気の異性に人が集中する場合が多い
- 人気投票の時間に、誰とどんな話題を話したいか考えておくとスムーズ
2回目のトークを終えて最終的にマッチングしたい人を選びます。1人しか選べないパーティーもあれば複数選べるシステムのところも。
- 複数選べる場合は優先度の高い順番に書いておく
マッチング結果が発表され、マッチングしていれば次のステップへ、マッチングしていなければ終了となります。発表の方法は色々あり、番号で全体にアナウンス、専用アプリで通知、会場退出時にマッチング相手の番号を紙で渡される、といったものがあります。
マッチングした人だけ会場に残り連絡先交換する場合や、会場の外で待ち合わせする場合があります。カフェ
- 会場の外で待ち合わせする場合はボーっとしてると相手が気づかず返ってしまうケースも
- 出口付近で待っておいて男性から声をかけるのがベスト
マッチングした場合は、この後すぐに帰る場合もあれば、カフェやバーで軽く話しましょうとなる場合もあります。ここでパーティーがすべて完了となります。
- 可能であればパーティー後には予定を入れない方が良い
- 男性は会場近くのカフェやバーを調べておくと良い
- 最初からお酒は警戒されるので開いていればカフェがオススメ
メリット・デメリット
このスタイルの特徴は、なんといっても必ず1対1で話せる時間がある事です。初対面の会話が苦手でも「ほとんど話せず終わった」という事がありません。少人数での会話が得意な人も有利でしょう。
相手のプロフィールが事前に分かるので、年収や学歴など聞きにくい事も事前に把握できます。
一方で一番のデメリットはマッチングしないと参加費がムダになる点です。マッチングしていない相手とも連絡先の交換ができるパーティーもあるので、自信がない人は優先的に検討しましょう。
また、1人の人と話せる時間は長くないので、短い時間でどれだけ関係を深められるかがカギになります。じわじわ人柄の良さがにじみ出る系の人には不利になりがちです。
1対1スタイルが合う人・合わない人
婚活パーティーがどんなものか経験してみたい人であれば、とりあえず1対1スタイルが良いでしょう。
1対1で関係性を深めるのが得意だったり、ある程度のスペックがあるなどマッチングできる自信のある人にもオススメです。
また、投票やマッチングという形で結果がはっきり出るので、自分の婚活力を測るために使うのもアリです。
一方で、マッチングできなければ意味がないので、コミュニケーションに自信がない人は「今回は練習!」と決めて行くくらいの心づもりが良いでしょう。
2. パーティースタイル
開催時間の間(平均2時間)、基本的にフリーで好きな相手と好きなだけ話すスタイルです。大規模な事が多く20人~100人程度のものまで人数規模は様々。飲食はフリードリンクのみが多いのですが、軽食やビュッフェが提供されるパーティーもあります。
一般的な流れ
会場に着いたら、受付で身分証明証を提示して年齢確認をしてもらいます。Webで代金を決済していない場合はここで支払いましょう。受付が終わると番号の書かれたネームプレートを身に着けます(ニックネームを手書きするパーティーもあります)。
- 立って過ごす時間が長いので荷物は最小限に
- クロークがあれば不要な荷物は預けておくのがオススメ(有料の場合あり)
- 飲み物などをこぼす場面があるのでハンカチは持っておくと良い
パーティーが始まったら好きな相手を見つけて話しにいきます。飲食付きの場合は開始直後から食事(ビュッフェ)の提供が始まります。投票やマッチングを設けないパーティーも多く、その場合はSTEP3~5はなくフリートークのみとなり、連絡先交換自由なケースがほとんどです。
- 外見の目立つ男女は最初から人が集中しがちなので話したい相手を数人見積もっておく
- ビュッフェは後半になると冷めるので前半に食べておくのがオススメ
- 複数人の会話に入る事が必要なので、話題や入り方をイメージしておく
- 初対面の人に話しかける事、話しかけられる事が多いので、話題や断り方を決めておく
途中で投票を設けるパーティーもあります。ここでの投票が最終的なマッチングに繋がるわけではないので、気軽に投票しましょう。自分に投票してくれた人を確認できる場合が多いので、その中から気に入った人と後半で話を深堀りしていく事になります。
- 人数が多いと誰と何を話したかわからなくなるのでスマホにメモしておくのがオススメ
投票の結果を経て、もっと話したい人と話しましょう。また、前半に勇気を出して話していれば、後半は慣れてきているはず。慣れてきてから、前半に話しかけられなかった人にアプローチするのも方法の1つです。
マッチング相手が発表され、マッチングしなかった場合は残念ながらここで終了となります。マッチングできた場合は、会場内で会うか会場の外で待ち合わせて連絡先交換をします。会場の外で待ち合わせする場合は見失う事もあるので、確実に全員が通る場所で待っておきましょう。
マッチングしていたら、連絡先交換後に軽くカフェやバーに行く事になる場合があります。またマッチングのシステムのないパーティーでも二次会に行く事も。
- パーティー会場近くのカフェやバーをリサーチしておくとパーティー後がスムーズ
メリット・デメリット
パーティースタイルは参加人数が多く、時間の使い方が自由な点が特徴です。そのため沢山の人から相手を選ぶ事ができますし、ほとんどのパーティーでは複数人と連絡先の交換ができます。
一方で人数が多ければ多いほど競争が激しくなります。人が話している中に入り込む勇気とコミュニケーション力が求められますし、相手がフリーでも自分から話しかけるのには勇気が要ります。
初対面の会話が苦手な人は、パーティーの規模が大きくなるほど雰囲気に飲まれ何もできなく終わることも。そういう人は友達と一緒に参加してみるのがオススメです。
パーティースタイルが合う人・合わない人
沢山の人から相手を選びたい人や、複数の人と連絡先を交換したい人はパーティースタイルがオススメです。
一方で、自分から行動しなければ何も始まらないので(特に男性)、グループトークが苦手な人や、自分から初対面の人に話しかけられない人はオススメできません。
コミュニケーションが苦手な人は、まず1対1スタイルか飲食付きスタイルで経験を積んでから参加する事をオススメします。
3. 飲食付きスタイル
分かりやすく言えば合コンのようなもので、マッチングなどのシステムはなく純粋に食べたり飲んだりしながら会話を楽しむスタイルです。連絡先の交換も自由でパーティーによって流れの違いがほとんどない事も特徴の1つといえます。
一般的な流れ
会場(飲食店)に着いたら、パーティーのスタッフさんに身分証明証を提示して年齢確認をしてもらいます。Webで代金を決済していない場合はここで支払い着席。
- 服装も荷物も通常の飲食店にいく格好で問題ありません
- 貴重品だけはきちんと身につけておくなど管理しておきましょう
お店に到着した順番に好きな席に座る事がほとんど。プロフィールカードの記入もありません。
- どこに座るかでグダグダになるケースが多いので早めにいくのがオススメ
- 早めに行く事で自分のペースで話を始められる
- 開始10~5分前に行くと6~7割の人が来ているのでめぼしい異性の隣を狙うのであればオススメ
ほとんどのパーティーで、純粋に食事と会話を楽しみます。ゲームをするパーティーもありますがかなり少数派。テーブルの配置によって途中で何度か座席の入れ替えをする場合もあります。
- 食べる事に集中しすぎないように注意
- 気になる人とずっと話すと印象が悪い
- 一通り全員と話してから気になる人に行くのがオススメ
- 連絡先交換タイムがないので気になった人とは積極的に交換しておく
約2時間でパーティー終了となります。二次会に行く場合もあるので、パーティー後の時間は空けておくことをオススメします。
メリット・デメリット
食事やお酒を楽しみながら自然に会話ができるのが飲食付きスタイルの大きなメリットです。お酒の力を借りるのもオススメ(ただしほどほどに)。1対1でプロフィールを見ながら話すよりずっと自然に話ができます。
また時間の使い方もほぼ自由なので、話したい相手に集中的に時間を割く事もできます。連絡先交換も自由なので、複数の人と交換する事も可能です。
一方、飲食付きスタイルは食事や飲み物が提供される分だけ参加費が高くなります。また、パーティースタイルほど難易度は高くありませんが、複数人の会話に入ったり、こちらから相手に話しかける必要があります。
友達と一緒に参加したり、何度か参加する事で慣れていきましょう。
飲食付きスタイルが合う人・合わない人
他のスタイルの婚活パーティーではうまく話せない人に向いています。かしこまった場では緊張して話せない人でも、食事の場だと自然に話せる事があるからです。1対1スタイルやパーティースタイルに緊張感や違和感を感じる人は、一度飲食付きスタイルに参加してみると良いかもしれません。
一方、お酒でよく記憶を失くす人、酒癖が悪いと言われる人はオススメしません。少ないですがお酒の出ないパーティーも存在するので、そちらを狙うほうが良いでしょう。
婚活パーティー アル
婚活パーティー アルはこの飲食スタイルで開催しています。
ワインをテーマにしたパーティーで、毎回4種類以上のワインとおつまみを提供。
いろんなワインを飲み比べたり、ワインとおつまみの組み合わせを楽しんだりしながら会話が自然に広がっていきます。
最大12名の小規模で開催しているので、ガヤガヤうるさくならず落ち着いて楽しめるパーティーです。
4. おでかけスタイル
外出してイベントや街歩きを楽しむスタイルのパーティーです。4~10人の少人数で体験型イベントを楽しむものから、数十人規模の婚活バスツアーなど内容も規模も様々。休日のイベントの1つとして参加できる事が大きな特徴です。
一般的な流れ
待ち合わせ場所で身分証明証を提示して年齢確認をしてもらいます。Webで代金を決済していない場合はここで支払い、開始時間を待ちます。
ものづくり体験や食べ歩き、バスツアーなど内容は様々。遠方にでかける企画では途中ゲームがあったりと色々な工夫がされています。連絡先の交換が自由な企画も多いです。
- 連絡先交換は最初からがっつかず相手の事を知って後半でやるのがオススメ
- 1対1の時間がある企画は、その時間の最後に連絡先を交換して終わるのが
イベントが終わったらすぐに解散となります。連絡先を聞きそびれた人がいたら早めにアプローチしておきましょう。
メリット・デメリット
おでかけスタイルは、それ自体が楽しめるイベントとなっている事が特徴。話題も豊富なので、4つのスタイルの中で一番話しやすい雰囲気だと言えます。
体験型のものは相手と一緒に経験を共有できるので、マッチングしやすいのも特徴です。
当然ですが、イベントにかかる費用の分だけ参加費が高くなるのが注意点。また、企画によっては広範囲を歩き回ったりするもので、狙っている人がどこにいるか分からないなんていう事態も起こります。
話したい人をある程度決めておく、同性同士でも仲良くなっておくなど、色々な対策を取れば休日を楽しめて出会いもある良いイベントになります。
おでかけスタイルが合う人・合わない人
異性との会話が苦手な人はまず検討してみましょう。1対1やパーティースタイルで話せなかったとしても、こちらであれば参加者が開放的になっているので話せる可能性は高いです。
また、仮にマッチングや連絡先交換できなかったとしても、イベント事態を楽しめるので参加費がムダになる事がありません。
一方で参加費や時間のコストがかかる点は要注意。特にバスツアーなどは費用が高額になりますし、割高な企画もあります。内容と費用を吟味・比較して、使い所を見極めましょう。
まとめ
婚活パーティーの流れを4つのスタイルでお話していきました。
1から4にいくに従って、費用が高額になりますが、その分話しやすさや得られるメリットも多くなりますね。
初心者はまず、1対1スタイルで会話を広げる練習をするか、飲食付きパーティーの自然な雰囲気で話せるようになる事がオススメ。自信がついてきたらパーティースタイルに参加して、沢山の人の中から気に入った相手の連絡先を集められるようになると、婚活に余裕が出てきますよ。
疲れてきたら、おでかけスタイルで楽しみながら婚活する方向に切り替えるのもアリです。
素敵な出会いがある事を願っています。
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[…] それぞれのパーティーの詳細については別の記事で解説していますが、それぞれ特徴があり、人によって合う・合わないが分かれます。 […]